フランス高校生運動「第4幕」――バスティーユ襲撃?
10月8日、「第4幕」を迎えたフランスの高校生運動。数万人の若者たちがフランス革命を象徴するパリのバスティーユ広場に集結し、政府への抗議の声を上げた。運動は、これまで政治運動とは縁遠かった名門私立校や右派大学にまで波及している。政府が緊急対策を発表する一方、若者たちはさらなる予算拡充を要求。10月17日には新たな大規模動員も呼びかけられるなか、この運動はどこへ向かうのか。
森野咲
2026.10.09
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バスティーユ広場を埋め尽くした若者たち
10月8日、フランスの高校生運動は「第4幕」を迎えた。午前中は各地で高校や大学の封鎖が行われ、午後にはパリのバスティーユ広場で大規模な集会が開かれた。内務省の発表によれば、この日のデモ参加者は全国で7万1500人、うちパリでは2万4500人。ストライキが呼びかけられていた今週火曜日の10月6日と比べれば規模は劣るが、バスティーユ広場を埋め尽くした何千・何万という若者たちの姿は、強烈な視覚的インパクトを残した。

バスティーユ広場にて (撮影: 森野咲)